戦士「あちゃー、またか」
ドラゴンの攻撃
僧侶「きゃあっ」
遊び人「危ないっ」
遊び人に56のダメージ
遊び人「ぐへっ」
魔法使い「上級氷結魔法」
ドラゴンに120のダメージ
ドラゴンを倒した
僧侶「遊び人さんすみません大丈夫ですか?中級回復魔法」
遊び人のHPが100回復した
遊び人「い、いつもすみません」グス
戦士「あーまた涙目にww気にすんなって」
武道家「レベルは上がってるけど遊び人だからしかたないねー」
魔法使い「まぁ、運だけはかなり高めだからのぅ
敵から逃げやすいし敵がアイテムをよく落とすから
そういうところではやくにたっておるよ」
僧侶「さっきだって私をかばってくれたじゃないですか」
戦士「それに、アンタのおかげでアタシたち自身もかなり強くなっているんだよ」
遊び人「そんな、いつも迷惑かけているばかりで」
武道家「まぁまぁそんなことはどうでもいいじゃん!
遊び人君、いつものよろしくっ!」
遊び人「わ、わかりました。ではまず戦士さんから
ドラゴンのウロコは炎に対しての耐性があるのであまり効果がありません
ドラゴン系と戦うときには氷系の剣技を腹に撃ち込んでください」
戦士「おう、わかった次やってみる」
遊び人「次に武道家さん、真空波はグループの敵と戦うときの技なので
敵の一部を狙える物理系の攻撃で行ってみましょう
眉間を狙ってくださいドラゴンはあそこが弱点です」
武道家「わかったよー、任せて!」
遊び人「魔法使いさんに至ってはいつも通り相手の弱点系の魔法で
よかったです、しいて言うとしたらドラゴンはだいぶ弱っていたので
中級氷結魔法でも行けたということですねMPは大事に使ってください」
魔法使い「うむ、了解じゃ」
遊び人「最後に僧侶さん、僧侶さんは敵の攻撃を恐れないように
頑張ってください、そうすればだいぶ戦闘が変わるはずです
防御魔法なんかも練習するといいかもしれません」
僧侶「はいっ気を付けます」
遊び人「いつも、口だけですみません・・・」
戦士「いや、いつも助かってる
これも含めてアンタは魅力的だよ」テレッ
武道家「戦士が赤くなってるー」
戦士「うるさいっ」
武道家「怒られたー、でも遊び人は顔のメイク以外はすっごいかっこいいよ」
遊び人「そ、そうですか?」テレ
魔法使い「だが、本当に助かっている戦闘と顔のメイク以外なら
ヌシはすごく頼りがいのあるいい男じゃ」
僧侶「遊び人さんなのに誠実でかっこよすぎです
それにいつも守ってくれるし・・・」ポッ
遊び人「うれしいです、僕も誰かと旅をするのって
こんなに楽しいことだとは思いませんでした」
戦士「アタシたちもアンタを仲間に入れて本当に良かったと思ってる
なぁ、『一人旅できるまで』じゃなくこれからも一緒に
旅をしないか?」
遊び人「そんな・・・いいんですか?僕なんて
戦闘では邪魔にしかなりませんよ?」
魔法使い「『戦闘では』な?言ったであろうヌシはメイクと戦闘以外では
頼りがいのある男じゃと」
武道家「ウチも賛成だよ遊び人君がいると面白いし」
僧侶「戦闘では邪魔という点では私も同じです
それに遊び人さんがいなくなったら私は戦闘どころではないと思います」
遊び人「・・・えっと・・・それは・・・」
戦士「何どさくさに紛れて告白してんだよっ
アタシらでルールは決めただろ、そういうのは魔王を倒してからだって」ボソボソ
僧侶「すみませぇん言っちゃいました」ボソボソ
魔法使い「早う訂正せんかっ!」ボソボソ
武道家「僧侶ちゃんずるいよー」ボソボソ
僧侶「え、えっと、今のに深い意味はありませんっ」
遊び人「そ、そうですよねっ?びっくりした~」ドキドキ
戦士「ま、まぁ戦闘だろうがなんだろうがアタシらがいるから
アンタのことは守ってやるよっ」
武道家「だから安心して一緒に旅をしようね」
魔法使い「危なくなったら我が守って見せるぞ」
僧侶「回復も安心してくださいっ!」
遊び人「み、みんなっ」グスッ
誰かに守ってもらうのって初めてだ
僕は守ってばっかりだったのに、こんな温かい言葉は本当に初めてだ・・・
戦士「あーあーまた泣いちゃったよ」
武道家「かわいいねっ顔のメイク以外!」
魔法使い「これだけ見ると本当に頼りないのぅ」
僧侶「だけど、私たちはみんな彼に心を奪われてしまいました」ボソッ
戦士「じゃあ、改めて出発するか!」
---2か月後---
僧侶「お守りしますっ全体守備魔法」
味方全員の守備力が上がった
戦士「爆氷斬りッ」
キングドラゴンAに290のダメージ
キングドラゴンAを倒した
武道家「一針拳タァッ」
キングドラゴンBに会心の一撃341のダメージ
キングドラゴンBを倒した
魔法使い「フッ中級氷結魔法」
キングドラゴンCに245のダメージ
戦士「遊び人とどめだっ」
遊び人「タァァァァァ」
キングドラゴンCに124のダメージ
キングドラゴンCを倒した
戦士「もう、余裕だなー」
武道家「だねー魔王城の最上階の敵ですら相手にならないねー」
魔法使い「魔王も案外即死だったりしてのぅ」
僧侶「かもしれませんねー」
遊び人「油断はできませんよ」
戦士「まぁ、でも勝てるだろうな」
武道家「遊び人君は心配しすぎだよー」
魔法使い「ヌシは我らの後ろにいるのじゃぞ」
僧侶「何も怖がることなんてないですよ!!」
遊び人「・・・」
油断は禁物だ・・・
魔王の部屋からはここらのモンスターとは
比べ物にならないほどの邪悪な力を感じる・・・
戦士「さてさて、魔王の扉の前だよ」
武道家「豪華な扉だなー」
魔法使い「魔王を倒したらこの扉もらっていこうかのぅ」
僧侶「呪われてるかもしれませんよ」
戦士「ほんじゃ行くかー」
ズドーン
魔法使い「これ、武道家よ蹴破るでない扉が壊れてしもうた」
武道家「ごめんねー」
僧侶「まったくもう」
遊び人「ッ・・・気を付けてっここはもう
魔王の攻撃範囲だっ」
戦士「遊び人はビビりすぎなんだっ・・・・てッ!?」
ズドーーーンと戦士の真横を上級火炎魔法が通り過ぎて行った・・・
???「近頃の人間はマナーがなっていないな
人の家に土足で入り、家の中を荒らして
しかもそれが・・・」
魔王「この魔王の家だと知りながらッ」
魔法使い「なんだこの力はっ」
魔王「教えてやろうか?
これは魔物の中から選び抜かれた"王"
すなわち、魔王の力だッ」
僧侶「今までの敵とは比べ物にならない力・・・」
武道家「これが魔王・・・」
遊び人(まずいな、、、力の差が大きすぎる)
戦士「魔王だろうがなんだろうが倒してやるよっ」
戦士が魔王に向かって走り出した
遊び人「危険だっ」
遊び人が叫んだのと同時に魔王から
衝撃波が飛んできた
戦士「ぐっ」
戦士に230のダメージ
僧侶 「戦士さん」
武道家 「戦士ちゃんっ」
魔法使い 「戦士っ」
三人は戦士のほうに駆けだした
遊び人「待ってみんな、固まっちゃだめだっ」
魔王「遅いわっ」
魔王は4人に向かって上級火炎魔法を放った
遊び人「クッ」
・・・間に合ってくれ
4人「きゃあああああ」
ズドーーーン
「何も・・・ない?・・」
魔法使い「え、、あ、、、あぁぁぁ」
武道家「あ、あそ、あそ」
戦士「遊び人っーーーーー」
遊び人「間・・に・・・合って・・・よか・・った」
遊び人に458のダメージ
遊び人は力尽きた・・・・
魔王「フハハハハ、バカな女どもめ
貴様らの行動でその男は死んだぞフハハッハハ」
戦士「う、嘘だろ・・・遊び人が遊び人がっ」
魔法使い「嫌じゃ・・・やめてくれっ」
武道家「ねぇ・・・起きてよ・・ねぇっ」
僧侶「嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌」
僧侶は回復魔法を遊び人にかけている
魔王「ハッハッハ回復魔法など効かんよそいつはもう
"死んでいる"
からなぁ」
戦士「殺してやる魔王」
戦士「爆裂火炎斬り」
魔王に45のダメージ
魔王「効かぬわ」
魔王の攻撃
戦士に130のダメージ
魔法使い「お前だけは許さぬ、皮を剥ぎ血肉を喰らってやる」
魔法使い「上級氷結魔法」
魔王に51のダメージ
魔王「効かぬと言っておろうが」
魔王「初級氷結魔法」
魔法使いに150のダメージ
魔法使い「クッ・・・」
武道家「お前なんかっお前なんかっ」
武道家「連続蹴り」
魔王に35のダメージ
魔王「その程度の力で私に勝てるとでも思っていたのか
雑魚共め」
魔王の攻撃
武道家に167のダメージ
魔王「さて、そこの僧侶は戦意喪失か?・・・」
僧侶は遊び人に回復魔法をかけ続けている
魔王「死んでいるといっておろうが」
僧侶「いやぁあああああああああああああ」
僧侶は魔王に向かって突進した
魔王「血迷ったか・・・」
魔王の攻撃
僧侶に198のダメージ