勇者「俺と魔王の101日決戦」 14/14

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勇者

少女の子。

魔王を倒した後は孤児院の子達を導いたりしていた。

結局は魔王以外はどうでも良かった。

少女

勇者の母。

狂い始めた歯車を止められず、舌を切り自殺。

神父

産まれた時から宗教に預けられていた。

少女と結ばれ。

宗教の権力者に全てを奪われ、復讐を決意する。

宦官となり王に接近し、着実に権力を得て行くと、宗教のトップに君臨する。

そして、自らと少女を今まで蹂躙して来た者達を全員殺した。

最後は勇者を見届け幸福に死亡。

王。

全ての元凶。

女を屈辱し続け、政治も行わず、国を腐敗させた張本人。

最後は砂となり死亡。

この物語の暗い部分の存在。

姫。

王に犯された数多い女の中の一人の子。

城で過ごしていた時に勇者に惚れる。

王に犯され。王が死んだ時。彼女の苦難が始まった。

唯一の王の血縁者として国を納め、名君として世界に名を轟かせる。

腐敗した国と世界を立て直した。

生涯独身を貫き、養子を取り、自らが衰えた時に養子に全てを託した。

王女。

王の妹。

最初は愛し合っていた婚約者が居たが、王に全てを無茶苦茶にされ、破断。

王が死んだとの報を聞くと、喜びと虚しさが自身を襲った。

自殺したのは王が死んでから三日後の事だった。

魔王。

世界の負から産まれた少女。

彼女が魔王と呼ばれる迄にはそこ迄の時間がかからなかった。

最初は力を溜め、世界を一瞬で滅ぼそうとしたが、勇者によって計画は、破断。

勇者にはもしかしたら一目惚れをしていたのかもしれない。

勇者と闘って行く中で勇者を好きだと確信し、そして、勇者と同じ人間達すら愛してしまった。

誰よりも全てを愛していた。

自らが死ぬ事で世界が救われる事を、悟る。

クライマックスの、殺してくれ発言は、勇者との別れを惜しみ……初めて本当の涙を流し、負を持っていくと決意した上の発言。

勝てない事は100日目に悟っていた。

最期は勇者と結ばれ、幸福の中で死亡。

世界の負、全てを貰い、彼女は平和の礎となった。

誰よりも勇者を愛していた。

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