女商人「やっと私の出番ね」ルイーダ「あ、登録しただけよ」女商人「えっ?」 1/21

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アリアハン ルイーダの店

ルイーダ「じゃあ勇者ちゃん、この3人でいいのね?」

女勇者「はい!ありがとうございます。」

勇者「じゃあみんな頑張って魔王を倒しにいきましょう!」

女武闘家「よーし。いっちょ派手に暴れてやるぞー!」

女僧侶「き、緊張しますね。勇者様のパーティに入るなんて」

女魔法使い「大丈夫よ 、魔法使いの私が一緒なんだからさ」

僧侶「...でもまだメラくらいしかできないくせに」

魔法使い「うっ、痛いところを」

武闘家「まあまあ、私なんて魔法なんてからっきしだよ?」

勇者「そりゃああなたは打撃戦専門の武闘家だもんね~」

女商人「(いいな~楽しそうで...商人て需要がないもんね。はぁ)」

商人「(登録はしてくれたけど実際役目がないんなら、意味ないなぁ...どうしよう)」

勇者「じゃあルイーダさん、行ってきます!」

ルイーダ「うん、気を付けて行ってきてね。」

ルイーダ「...行っちゃったね。あの子たちならやってくれるわよね。....あれ?どしたの商人ちゃん?えらい落ち込みようだけど」

商人「え?あ、いやなんでもないですよ。」

商人「あの私、別の仕事があるので、これで。失礼します~」

アリアハン城下町

商人「(ん~。まあ仕方ないよね、魔法も使えないし、力もあまりないし。武闘家が羨ましいな。)」

商人「(...ん?あれは?武闘家たちだ。うちの店で買い物かな)」

勇者「ええと、そうだなぁ。とりあえず薬草と毒消し草を5つずつください!あ、あとこっちの美味しそうなパン4つで」

商人父「あいよ!ちょいと待ってな。それにしてもいよいよ魔王討伐の旅に出るってか?」

武闘家「そうだよ!ここにいるのが勇者様なんだよ~おじさん。」

武闘家「あとこの子は僧侶だし、こっちのお姉さんは魔法使いなんだ。んで私は武闘家!私の拳で魔王をぶっ倒してやるんだよ」

商人父「へぇーみんな頼もしそうだよなぁ。武闘家ちゃんもいつの間にか強そうになったなぁ。」

僧侶「? 武闘家さんはお店の方とお知り合いなのですか?」

武闘家「うん、私の幼馴染みの商人のお父さん。」

魔法使い「ああ、さっきルイーダさんのお店で登録した商人さん?」

勇者「武闘家の幼馴染みだったんだ~」

武闘家「小さい頃からずっとね。すごく頭がいいんだ。私は腕っぷしは強いけど、頭の方はからっきしだからね、よく勉強を教わったり、昔はお説教されたりしたよ。」

商人「『昔は』じゃなくて『今も』でしょ?武闘家。」

武闘家「!?」

武闘家「商人?びっくりさせないでよ~。背後からいきなり」

僧侶「ああ、あなたが商人さんですか。初めまして。僧侶といいます。こっちは私の3つ上の幼馴染みの魔法使いです」

商人「僧侶さんと魔法使いさんね。はじめまして。この店の娘の商人です。」

勇者「はじめまして、勇者といいます。武闘家の幼馴染みか~いいなぁ」

商人「勇者様、はじめまして。お会いできて光栄です!あの、武闘家をよろしくお願いしますね!頭悪い子なんで、大目に見てあげてく、、」バシッ

武闘家「余計なことは言わんでよろしい」

商人「いった~い、全く相変わらずの馬鹿力ね、あなたって」

僧侶「ふふ、仲がいいですね」

勇者「そうだねー。」

商人父「ほらよ、パンはサービスだ。道中女の子逹とはいえ腹は空くだろうからな、持っていきな。」

武闘家「わあっ~こんなにたくさん!いいの?おじさん。」

商人「いいわよね、ね?お父さん?」

商人父「ああ。魔王を倒してきたら褒美がたくさん貰えるんだろ?そんときにでも払ってくれればさ、なんてな。」

商人「う~ん、お父さん、それはセコいなぁ...」

勇者「はは、そうだね。よし、じゃあみんな行くよっ!」

数日後

アリアハン城下町 商人の家

父「ただいま~。商人、店番サンキューな。」

商人「おかえりなさ~い。」フムフム

父「お?お前なに真剣な顔でやってんだ?」

商人「ん~?まあ勉強かなぁ」

父「へえ…勉強ねぇ」スッ

ひょい

商人「あ!こら!人が真面目にやってるのに!」

父「まあそう怒るなって~。なになに?《より良い町づくりとは》うんぬんかんぬん?」

商人「…経営学の本だよ。お城の図書館で借りてきたの。」

父「あ、この本な。俺も昔読んだぜ。このアリアハンの城下町を作った偉い商人様が書いたやつだよな」

商人「そうなんだ?でもお父さんがよくこの本読んだね~かなり難しいよこの本」

父「えっ?ま、まあそれなりにな、はっははは」タラタラ

商人「(ぜったいチラ見しただけだ...)」

父「そうだ、商人。さっき城で知り合いの兵士に聞いたんだけどな。どうやら勇者様御一行はロマリアに着いたらしいとよ」

商人「えっ?!」

商人「ロマリアってずっと北にあるっていう国だよね?すごいな~けっこう旅は順調なのね。」

父「武闘家ちゃんは頑張ってるかねぇ。あの子もお前と同じで片親だしな。よくお母さんも旅に出るのを許したよな」

商人「あの子のお母さんは強い人だもん。なんたってアリアハンじゃ一番強い武闘家だったんでしょ?」

父「う~ん強かったなあ、向かうところ敵なしって感じだったし」

商人「思いっきり母親を継いじゃってるな~武闘家は」

ロマリア地方 シャンパーニの塔

武闘家「とりゃあ~!!」ズババッ!

会心の一撃!

カンダタ「ぐわあぁぁ!...く、くそ、この俺様がこんな嬢ちゃん共にやられるとはな...完敗だ」ガクッ

勇者「やった!カンダタをやっつけた~!」

僧侶「ふう、やりましたね勇者様。」

魔法使い「武闘家の戦いっぷりは相変わらず凄いわねー!」

武闘家「いやいや、そんなこと、あるんですね~これがまた。なんちて」

勇者「武闘家は大物だよね~!私よりもパワーはあるし、素早いんだから困っちゃうな」

武闘家「あなたは勇者なんだもの、これからどんどん強くなるんだよ!私なんかよりね、、っと」 ふらっ

魔法使い「!? 僧侶、武闘家に回復魔法をっ!」

僧侶「うん。…ホイミッ」パァ

武闘家「あ、ごめんね。調子に乗りすぎちゃった。僧侶ありがとう。」

僧侶「いえいえ。無理のしすぎはよくないですよ」ニコッ

勇者「僧侶も魔法使いも援護ありがとね。これで王様に金の冠を返上できるねっ」

魔法使い「ええ。じゃあお城まで戻りましょうか。ルーラッ」

ロマリア 城下町 宿屋

勇者「ふう~疲れちゃったね。私は目がしょぼしょぼだよ」

僧侶「私もです~。」ゴシゴシ

魔法使い「王様もあんなに感謝してくれるのは有難いけど、まさか王位を譲るからと言ってきたのはびっくりよね」

僧侶「うん、ちょっとしつこかったしね。でも...」チラッ

勇者「私もいきなりそう言われても、と思ってどうしようかと困ってたら...」チラッチラッ

王?「ん~?どうしたかね?お嬢さん方。ワシの顔になにかついてるのかな?王冠が重いのう~おっとっと」

3人「あんたノリノリだな!」

勇者「武闘家、明日城に行って王位返上してくるんだよ?わかった?」

王?「ふぉっふぉっふぉっ、なにを言っとるのじゃ。明日は城で宴会じゃよ~」

僧侶「ふぉっふぉっふぉっ、じゃなくて武闘家さん!」

王?「まあまあ、いきり立つでない可愛いお嬢さん。これではぱふぱふできんではないか」さわっ

僧侶「ひゃ!や、やめてください、魔法使い!」キッ

王?「おうおう、こちらのお嬢さんもべっぴんさんじゃのう。そちもワシの、、」

魔法使い「ブツブツブツ(ギラの詠唱)」

王?「ごめんなさい、もうしません」しゅん

勇者「ははは...(武闘家は面白いなぁ~)」

アリアハン 城内 学者の部屋

学者「と、まあ様々な過程を経て、町というものができたわけだよ。」

商人「う~ん、なるほど!よくわかりました。ありがとうございました学者様」

学者「いやいや、あなたが突然、やってきて『町の作り方を教えてください!』と言った時はびっくりしましたが、熱心なあなたの目を見て負けましたよ」

商人「あ、すみませんでした。本当に突然で。ただ私、城下町の道具店の娘で将来は特になにも考えてなかったんですが、最近このアリアハンに住んでいてふと思ったんです」

学者「ほう、何を思ったのかな?」

商人「本当にたくさんの人が生活している『町』そのものに興味が湧いたんです。店も色んな店があり、みんなが暮らしている家も色んな家がある。」

商人「子供のための学校や公園もある。そして町にはみんなで守るべきルールなんかもあるし、それを守ることで町に暮らすみんなが笑顔でいられる。」

商人「そういうひとまとまりが『町』だと思ったんです。だから将来私が自分で『町』を作ったりできたら素敵だな、って。」

学者「ふむふむ、それは素晴らしい事ですね。私らは普段なにも考えずにこのアリアハンの町に暮らしている。だけどよく考えれば『町』というのは誰かが作り上げたもの。」

学者「それなら商人さんの将来が素晴らしいものになることを祈っていますよ。」

アリアハン 城下町 商人の家

商人「お父さんただいまー!」

父「おうおかえり!どうだったよ?5日も城内に通い詰めて成果はあったか?」

商人「うん、学者先生にみっちり教えてもらったんだよ。『町』について」

父「そっかそっか、うん。お前の充実した顔でわかるぜ。よかったな。」

商人「ありがとう。…あのお父さん?」

父「ん?なんだよ。どした?」

商人「5日も朝から夜まで家空けちゃってごめんね。忙しくなかった?」

父「はぁ?ああ全然大丈夫よ。心配だったのか?」

商人「まあ、ちょっとね」エヘ

父「へっ、お前に心配されるようじゃ俺もまだまだってことだな、はっはっはっ!」

商人「じゃあ今夜は私が夕飯作るよ。」

その夜

商人「ごちそうさまでした!」

父「美味かったぜ、また腕あげたか?」

商人「かもね。でもまだお母さんの料理にはかなわないよね」

父「当たり前だ。母さんの料理はそれはもう至高のメニューだったからな」

商人「それはそれはごちそうさまでしたね。」べー

かさっ

商人「あれ?お父さんこれなに?手紙?」

父「おお、すまん忘れてた。お前が城に行ってる間に届いたんだ。武闘家ちゃんからだろう」

商人「あ、ほんとだ!この字はあの子のだ。って差出人の自分の名前を忘れるなんて相変わらずねぇ」

父「まったくだな。なら開けてみろよ」

商人「うん」

ビリビリ

カサッ

《拝系 商人お元気ですか?

商人「(いきなり字間違えてるよ...)」

勇者たちとアリアハンを旅立って1ヶ月くらいかな。今はアリアハン大陸を抜けてロマリアという国に着き、そこでロマリアの王様に盗賊に盗まれた冠を取り返すように言われたんだ、んで盗賊が潜む塔に殴り込んで盛大に

商人「(エッヘンじゃないよ!すぐに調子に乗るんだから~この感じだと、王様に感謝されたりしたら危ないなぁ。他の3人が引いてなきゃいいけどね、あはは。)」

イシス 城下町 宿屋

《そして私たちは旅を続け、カザーブ、アッサラームと町を進み、今はなんとイシスという砂漠の中にある城下町にいるんだぞ。砂漠の中にだぞ~すごいだろーエッヘン!

ただね、ロマリアの北西にあるほこらからポルトガっていう国に行くのに、魔法の鍵っていう鍵が必要なんだって。その魔法の鍵っていうのが今私たちがいるイシスの少し北にある、ピラミッドっていう古代人のお墓がある

少し旅も軌道に乗って、勇者も力も強くなって魔法も使えるようになって勇者っぽくなってきたよ。僧侶は回復魔法で何度も私を治してくれて、全然怒らないし優しいんだよ~。魔法使いの攻撃魔法も強力で私も怖い目見た

ただ少しだけホームシック気味なのかな、あなたやおじさんの事も考えると寂しくもなるし。だから手紙を書いています。もちろんお母さんにも手紙書いてるよ。だからこの手紙を読んだら、安心してね。私たちは頑張って

では、おじさんをちゃんと手伝ってお店頑張ってね。また手紙書けたら書くね。

砂漠の国イシスより》

武闘家「よし、書けたぞ~。久々に手紙なんか書いたら首と肩が痛いなぁ~むうう…」

ガチャ

勇者「ふぃ~気持ち良かったー。お風呂空いたからどうぞ~。ってあれ?どうしたの?かなりお疲れですね~?」

武闘家「勇者か、うん今ね手紙を書いてたんだ。」

勇者「手紙?」

武闘家「アリアハンにいる商人とお母さん宛にね。2通分一気に書いたから疲れちゃったよ。」

勇者「へえ~じゃあはい、ホイミッ」パアッ

武闘家「てか首と肩のコリにホイミって効くわけ?」

勇者「…知らない」

僧侶「う~んどうなんでしょうか?ホイミはこりに効くのか…魔法使いはわかる?」

魔法使い「おそらく効きは弱いと思う。だったら私が効く湿布を作るよ。」

武闘家「へえ~自作できるんだ?魔法使いはすごいな~。ぜひ頼みます、首と肩が痛くてさぁ」ペコ

僧侶「あら?そんなに痛いのですか?どうされたんです?」

勇者「私がお風呂入ってる間、ずっと手紙を書いてたんだって。僧侶さんとお母さんに。」

魔法使い「なるほど。それで首と肩をね。」

僧侶「手紙ですか、素敵ですね。手紙なんてアリアハンにいるときは書く機会ないですもんね。」

武闘家「そうでしょー?私はずっと片親だし、幼馴染みの商人とはずっと一緒にいたから、なんか寂しくなっちゃってさ。」

魔法使い「そうか…僧侶とは今でもこう一緒だかあまり寂しいって感覚はないからな。」

僧侶「私たちはそうね。」

勇者「私は父が勇者だったけど、基本は城にいて兵士さんとか姫様とかが普通の友達みたいな感覚だからな~。」

武闘家「みんなも手紙書いてみるといいよ。なんか気持ちがすっきりするしね。」

魔法使い「…私も書こうかな?」

僧侶「あ、じゃあ私も!ねえ武闘家さん便箋余ってますか?」

武闘家「あるよ~!えーいじゃあ全部もってけ~ドロボーども。」

勇者「なんか武闘家、キャラ変わってない?」

さらに1ヶ月後

アリアハン 城内

商人「毎度ありがとうございますー!……さて今日はこのくらいで店じまいかな。今日の売上はっと....」パチパチ

兵士「商人さーん!」タッタッタッ

商人「ええと...ぶつぶつ」パチパチ

兵士「商人さーん!」

兵士「商人さんてば!」

商人「はいっ?!あ、ああごめんなさい。売上計算してて集中してたもので」

兵士「ああ、なるほどそうでしたか。今日も城内販売お疲れ様です。」

商人「いえ、そんな、皆さんのお役に立てれば私は嬉しいです。」

兵士「すごい反響ですよ、城内には案外お年寄りや、夜勤の方や部署によってはホントに忙しくて城下町に買い物に行けない人達が多いですからね。」

兵士「王様も最初は渋っていて良い顔をしてませんでしたが、あなたの必死の説得と働きぶりを見て、大変喜んでましたし」

商人「王様もそんなことを...私も実行した甲斐がありました。城内の空いたスペースを借りて店を出させてもらった当初はみなさん物珍しさで見て行くだけでしたけど。」

商人「何日か経ってからちらほらと買い物をしてくれる方が増えてきて、お客さんが別の新しいお客さんを連れてきてくれました。」

兵士「僕も最初は遠くで眺めるだけでしたが、人が増えていくにつれ便利かな、と思って買わせてもらいましたよ。…あっ」

姫「あのう、すみません。」

兵士「ひ、姫様!」

商人「あ、姫様。どうしたんですか?」

姫「あの、もう今日はお店は閉めてしまうのですか?」

商人「はい、今日の売上を計算していたところですが。」

姫「そうですか、あの、買いたいものがあるのですが。」

兵士「姫様、そういえばお買い物は初めてでは?」

姫「は、はい。私は城下町ではおろか、自分で買い物をしたことがありません。」

商人「そうだったのですか。でしたら、今から姫様だけに特別に開店しましょう!」

姫「え?本当に?よろしいのですか?」

姫「ああ、よかった。忘れるところでした。これで手紙の返事が書けます。」

商人「手紙ですか。どちらの王子様に書かれるのですか?」

姫「えっ?いや違いますよ~まだ私には恋文を送るような想い人はおりません。今魔王討伐で旅立っている勇者にです。」

商人「あっ?勇者様?姫様は勇者様とお知り合いなのですか?」

姫「そうです。もう幼い頃から姉妹のような感じで。先日旅先のランシールという村から手紙を送ってくれたようで、その返信を書こうと思いまして。」

商人「そうだったんですね~、実は私の幼馴染みの武闘家も勇者様と一緒に旅しているんですよ。」

姫「そうなのですか!?そういえば武闘家さんという名前は勇者の手紙にもよく出ていました。とにかく面白くて強くて、本当のお姉さんみたい、と。」

商人「面白い...(ああ~大丈夫かな、あの子)」

姫「?どうしました?」

商人「い、いえ。」

姫「そういえば手紙に書いてあったのですが彼女たちは、ダーマ神殿というところで、僧侶のさんが賢者に、魔法使いさんが僧侶に転職した、とありましたよ。転職というのはすごいですよね。」

商人「え!僧侶さんが賢者に?(うわぁ私が子供の頃に憧れていた賢者様にかぁ、すごいな~)魔法使いさんは僧侶か、じゃあ二人とも回復魔法も攻撃魔法も両方できるようになるんですね。すごいなぁ…」

姫「ええ、さらに強くなって魔王を倒してほしいですね。」

姫「あ、こんな時間。商人さん今日は私のためにわざわざお店を...ありがとうございました。またお店お邪魔します。では。」テクテクテク

商人「あ、はい。とんでもないです。また来てくださいね~!(でも姫様、返事を書いてもあっちは移動してるだろうから出しようがないような....ま、いいか)」

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